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復習が必要な理由

人間はどのくらい忘れやすいのか、ご存知でしょうか?

 

よく、学んだことはしっかり復習するように言われると思いますが、なぜ復習が必要なのかというと、やはり「人間はすぐに忘れてしまうから」です。

 

教育プロデューサーである出口汪氏の『奇跡の記憶術』(フォレスト出版、2011年)p.49-51で紹介されているエビングハウスの実験結果によると、人は覚えたことを1時間後には56%忘れ、1日後には74%忘れてしまうとのこと。

 

つまり、1度授業で習ったことも、復習しなければ次の日には大部分を忘れてしまうということです。

 

出口氏は、できるだけ記憶に残っているうちに復習すれば、その記憶をより長い間保つことができるし、忘れたこともより小さな労力で覚え直すことができることを指摘しています。(『奇跡の記憶術』p.51-53

 

復習した方が、せっかく学んだことをより長く記憶にとどめておくことができるので、学習の効率が上がります。

 

ですので、ぜひ復習を学習習慣に取り入れてみてください。

 

次回は、学生におすすめの復習のタイミングについて投稿したいと思います。